2009年06月30日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 妖 し き も の ー

何故このようなものが出来るのであろう。有って無き形の妖しさに魅かれ、それを求めてさ迷っていると、こういう雰囲気のものが出来てくる。それを基にコピーを重ね、反転するなどしていると、こうなってくる。色は裏からスポット的に入れたり消したり。作品らしくなったところで筆を置く。これもモノクロにしたり、色調をもっと渋いものにしたり、4種類も出来上がっている。今朝その4点を並べて見つめた結果、一番派手なのを選んだ。妖怪は自分を誇張したがるはず。
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2009年06月29日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 崩 れ 行 く 栄 光 ー

もう何年にかなります。ホリエモンとやら、東大出身の英才事業家がその名をほしいままにして、自民党からの推薦で衆議院だったか、参議院だったかに立候補しました。まばゆいばかりの栄光でした。ちょっとした手違いで、その栄光は一気に崩れ去りました。大、小あるにしても、今、このような身勝手が甚だ多いように思います。諸行無常とは少し違うようです。
 先日の「崩れゆくもの」に手を加えました。並べて比較すると可なり変わっています。
こうして、完成度が高まっていくのだなと感じています。

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2009年06月28日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 夜 中 に 咲 く ー

26日、デジカメ仲間のTさんが家に咲いた月下美人を写真に撮ったと、CDに入れて持って来てくれました。つぼみがふくらんで開くまで、21日から25日まで5日間の記録です。私のパソコンで開き、説明を聞きながら見せてもらいました。約200枚。よく写っていました。ただ、部屋の中での撮影のため、バックにいろいろ写っていたり、作品としては今一歩。そこで、Tさんの了解を得て、3枚から必要なところを切り取り、合成して、バックに私のストックから夜空を組み入れました。私とTさんの合作です。
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2009年06月27日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー い じ め ー

先日の「いじめ」を修正しました。短時間で仕上げたものは当然、後からいろいろ気が付きます。それを納得いくまで修正を重ねていくのが、絵画、彫刻、作曲等、この種の作品と呼ばれるものの基本のようです。時間をかけて、じっくり取り組んでいくことによって、何か違った奥深さが出てくる。これが私の作品の特色のようです。
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2009年06月26日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー な か よ し ー

昨夜、それも9時にもなって、弟から小用で電話がありました。この弟は6年ばかり前、デジカメとフォトショップ・ソフトを送ってくれ、今後はカメラもデジタルの時代だと教えてくれたのでした。要件が終わった後、ブログの話になり、「5月に出ていたピンクの牡丹。沢山集まっている。あれがいい。あれを使って羅漢さんを作ってくれ」 「まだ、明日の作品が出来ていない。昨日行ってきた本土寺の紫陽花にでもしようかと思っていた。出来るかどうかわからんが、やってみよう」 こんなことで、昨夜遅くから作ってみました。
「ふたごのきょうだい」です。

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2009年06月25日

カメラえ描いた北条の羅漢さん


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ー い じ め ー

私の子供のころにもあったようだけれど、ほとんど記憶にない。あったとしても、もっと明るく一種のふざけの範囲だったように思う。それが最近のいじめは深刻である。幼い命を断たざるを得ない状況。そしてそれが、対策を講じているはずなのに改善されない。生活環境の変化に伴って、人間そのものの生体系が根本から変わってきているのであろう。科学の発展によって生じる環境破壊。単なる過渡期ならばいいのだが。
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2009年06月24日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 炎 魔 王 と 俱 生 神 ー

エンマさんは普通、閻魔と書きます。しかし、北条の羅漢寺のエンマさんには炎魔王と書かれています。
 羅漢寺正面にはお釈迦さん、その左右に普賢菩薩、文殊菩薩、その左右に阿弥陀如来、大日如来。そして90度曲がって、炎魔王、その向かって正面に俱生神。炎魔王は地獄に住んで死して送られてくる人間の生前の善悪を審判、懲罰して不善を防止する大王。平素、人の肩に居てその人の行動を記録。その善行、悪行を炎魔王に報告するのが俱生神(くしょうじん)。
 私は欲も得も、悪も善もすべてを超越した羅漢の世界に魅かれています。それでも、やっぱりお釈迦さんが居て、炎魔王がいる。それが現実のようです。

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2009年06月20日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 団 地 の 紫 陽 花 ー

次は紫陽花かなと思っていたら、親友のMさんからリクエストがありました。「次回は紫陽花にして下さい」。リクエストということは、私の花シリーズを楽しみにして下さっているということですから、大変うれしく思いました。早速、翌朝から3日間、団地の紫陽花を朝早く撮って廻りました。雨の紫陽花を撮りたいと思ったのですが、雨は夜、それも雷を伴っての大雨。出掛けられませんでした。雨の降る夜、傘をさして、三脚付けて、雷の光で紫陽花を撮る。いいのが出来たろうに。今、気が付きました。300枚を越える紫陽花から選びましたが、納得出来ていません。 
急用で今日から京都へ行きます。数日で帰ってくる予定ですが、はっきりしません。しばらく休みます。
「団地の紫陽花」明日予定していましたが、そんな事情で繰り上げました。

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2009年06月19日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー ひ め ご と ー

太宰治は 「人間だけにあるもの、それはひめごと」 と言っている。今日6月19日。 太宰治生誕100年記念祭。太宰治と云えば、大学在学中に人妻と鎌倉の海に入水自殺しようとして、人妻のみ死亡。自分のみ生き残った自責の念にかられ、絶望の人生。それでも一時は幸せな家庭を築きながら、38歳の生涯を愛人との自殺で閉じている。
 まさに「秘め事」の人生。
 私は太宰とは違う。私は「わたしのひめごと」を創ろうとしている。昨日よりは少し近づいたような気がする。

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2009年06月18日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 秘 め ご と ー

 「ひめごと」本来の作品はどうだったのか、それを掲載しなければ気持ちが釈然としません。モノクロにする前の作品を眺めてみましたが、なんだか納得いきません。私の描きたい「ひめごと」はもっと、清純でないといけません。そのあたりが不十分です。余分なものを極力消して、すっきりすること。画面の中で汚れを感じるものは消す。すっきりと快く見えるものを生かし、追加する。そんな作業を重ねました。元に比べれば可なりスッキリしましたが、そうなると、羅漢さん自体の人相が不似合いになって来ました。可愛い少女のような羅漢さんが似合いそうです。私はこの羅漢さんの手元が気に入っているのです。思いもしない方向へどんどん進んで行きます。明日もまた続くかもしれません。
そうなると、「ひめごと」ではなく、「星に願いを」に変えたほうが良さそうです。

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2009年06月17日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー ひ め ご と ー

朱色の蘭とクジャクサボテンをあしらった「秘めごと」を基にスケールを大きくして創り直してみました。前回創った朱色の「秘めごと」を、ある先生に見せると「秘め事がこんなに明るいのはおかしい」と言われました。「秘め事もいろいろあって、明るく楽しいひめごとだってあるのです」と答えました。そして今回も美しいカラーで仕上げました。仕上がって、モノクロにしたらどう変わるだろうと、念のため彩度を落としてみました。意外やクジャクサボテンのピンクの部分が白く輝いて異様な雰囲気が漂っていました。「変わっていて面白い」と感じて、採用しました。これがいいとは思いませんが、いろいろ試してみるのも勉強です。
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2009年06月16日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 崩 れ ゆ く も の ー

これは3月の羅漢展に展示した「燃え尽きるまで」のレーヤーを一枚一枚ほぐして倍の大きさにしたもの。一見油絵風で私のお気に入り。でもだからいいというわけにはいかない処が難しい。それは内容。人間の基本が崩れ行くような最近の社会。世界的に広がる不気味な現象。そういう意味の崩れ行くもの。おそらくは、誰もが感じているであろう地球滅亡への道。そんなものが表現出来ているかどうか。
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2009年06月15日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 修 験 者 ー
 
「燃えるこころ、凍えるこころ」と題して作品が出来ていた。それを見つめていると、ふと思い付く。写真容量を倍にして、それに今まで撮った作品を縦のものを横に3枚並べればスケールの大きな作品が出来るのではないか。早速試してみる。「これでどうしたらいいのだろう」「とてもまとまりそうもない」そんなことを思いながら、まるで富士山を一人で登るような思いで、こつこつ思い付くまま描いていった。不思議なものである。次第に絵になってくる。形が出来る毎に保管して、食事とか、休憩しながらまた続ける。「今までとは絶対違う。スケールが大きい」。手ごたえを感じる。22インチ・ワイドの 画面一杯に広げて、少し離れて眺めてみる。何か物足りないを繰り返しているうちに、「これでいいかな」と思う。まる一日。ほっとしながら、よく出来たと見入る。
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2009年06月14日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 梅 雨 晴 れ 間 ー

7日、日曜日、堀切菖蒲園へ行ってきました。電車で40分。荒川に架かる堀切橋。暑い日差しの中、500mを越える長い橋を渡って、また10分足らず。日曜日とあって賑やかでした。神楽や太鼓。菖蒲祭りとあって人もイッパイ。花も満開の見ごろ。ただ、花菖蒲は雨の似合う花。少し天気が良すぎました。それでも、久し振りの堀切菖蒲園。大いに楽しめました。昔はよく行ったものです。
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2009年06月13日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 修 験 者 ー

羅漢の立っているところが燃えている。燃えるべき物も無いのに燃えている。それが、特別不自然には見えない。自然そのものとも見えない。有りうるようであり得ない世界。これは神秘だろうか。「人知でははかり知られない霊妙な秘密」「普通の理論・認識の外に超越した事柄」。言葉ではこう表現されていても、実感はもっと、もっと霊妙さの深いものを云うのであろう。不可解だけでは神秘とは程遠い。修行。修行。
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2009年06月12日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー い じ け た 子 ー

自分の要求が満たされず、無理に辛抱する。他人が援助の手を差し伸べても、いいよと断る。こういう状態を「いじける」という。その時の表情は上目使いで、身を引いた格好になる場合が多いい。そういう子供に出会った時はとても可愛い。私が勤めていた頃、少し遅れて食堂へ行くと、注文しておいたはずの昼食がない。それを知った横に居た人が「総務に聞いてあげようか」という。たまには外で食べればいいと思って「いいよ」と返事すると、その人は「いじけてる」と云われた。私は驚いた。でも、折角の親切をむげに断る態度は、実はいじけていたのかもしれない。そんな記憶が未だ強烈に残っている。
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2009年06月11日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 星 に 願 い を ー

この作品、昨日まで黄金の中に羅漢さんが埋もれていました。金ピカの羅漢さんです。これもまた神秘的で面白いと思っていたのですが、プリントするとその金ピカが色褪せて魅力がなくなりました。そこで、昨夜黄金の上を黒で塗りつぶし、消しゴムで少しずつ消して、羅漢さんを浮きあがれせていると、ちょとしたアイディアで星が浮かんで来ました。子供じみているなと思いながら、一応納得のいく内容に仕上げました。挿絵的、イラスト風ですが、これもいろいろ追求する上で現われた私の作品です。
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2009年06月10日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 機 が 熟 し た り ー

まるで明智光秀。物騒な題名。描いているうちにそんな気がしたのです。一種の神秘でしょうか。
 昭和初期の洋画家、岸田劉生は38歳のわずかな生涯のうち、娘・麗子像を沢山描きました。そして、「写実を追及して行くとそこには神秘が見出される」と言っています。その神秘の世界に入った麗子像は口が歪み、その微笑は謎めきます。時に禅僧・寒山の風采にも変わります。そんな絵のモデルにされる麗子はたまったものではなかろうと思いきや、麗子は父の気持ちを理解して、モデルを嫌がらなかったようです。
 私も羅漢さんをどんどん描いていけば、そのうち神秘の世界に到達出来るかも知れない。かすかな希望が湧いてきました。

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2009年06月09日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 再 会 ―

自分なりにはすべて納得しての作品ばかりのはずなのだが、掲載して見ると、何時でも、「それがどうした」と問いたくなる、心に響くものに欠けている。棟方志功の全身体当りによるエネルギッシュ。片岡球子の富士山のように絵の底から湧き上がる躍動感。それに通じるものがどうしても出せない。それは全身と小手先の違いであろう。もっともっと、全身で体当たりしないといけない。全身全霊を込めての体当たり。   出来ない。
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2009年06月08日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー こ こ ろ ひ ら か ば ー

自分の考えをかたくなに固持していたものを、少し考え方を変えることによって、今まで大変だと思っていたものが、なんでも無くなったりすることがある。とにかく、こだわりがなくなると、日々が気楽に楽しくなることが多い。こういうのを「こころひらかば」というのであろう。他人の意見を批判と思えば腹が立つ。しかし、素直な気持ちで、相手の立場に立って聞けば、それには必ずそれなりの理由があって、有難いアドバイスに変わる。すべては相手を信じること。自分自身のこころのありようを素直にすること。
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2009年06月07日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 月 下 に 咲 く ー

このクジャクサボテンは勤めていた頃に会社の先輩に頂いたものです。もう25年にもなるのでしょうか。一つの鉢植えが一時は5鉢に増えていました。でも今は3鉢です。
毎年花が咲くと写真を撮って先輩に送ったものです。でも、その先輩も一昨年亡くなられました。それでもクジャクサボテンは元気に今年も10輪以上の花を次々に咲かせてくれました。厳格な先輩で、話の口調はいつも説き伏せるような「・・・するんだよ」と説教じみていました。真面目を絵に描いたような人でした。会社卒業後は晴耕雨読を実践され、「身体に気を付けてな」と、はがきをよく頂きました。
 むら雲の月は先輩のようにも見えてきました。

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2009年06月06日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー ひ め ご と ー

両手を胸に当て、そこに光が射している羅漢さんを見ていると、何か大切な想いを秘めているような、そんな感じを受けました。「ひめごと」なんだか悪いことをしているような題名ですが、もっと素直な、純真な思いです。適切な題名は浮かびませんでした。朱色のランに今ベランダで沢山咲いている、クジャクサボテンをひそませました。
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2009年06月05日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 生 ま れ 出 づ る も の ー

金箔の貼られた和紙の上を消しゴムで少しづつ消していくと、目も鼻もはっきりしない一つの像が浮かんでくる。あるものの誕生と思う。言葉を変えて、生れ出づるもの、と表現したとき。これはめでたい事だと思う。見るとそこには、一部金箔が輝きを見せている。この生まれ出づるもの。まさしく羅漢の誕生と思う。だが、羅漢誕生に金箔は不似合いである。羅漢を描こうとしている自分の思い込みかも知れない。何だっていいではないか。自分の描いたものには間違いがない。「生まれ出づるもの」である。
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2009年06月04日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 夕 ぐ れ の 時 は よ い 時 ー

夕ぐれの時はよい時、かぎりなくやさしいひと時。
それは季節にかかはらぬ、冬なれば暖炉のかたはら、夏なれば大樹の木かげ、
それはいつも神秘に満ち、それはいつも人の心を誘ふ、
それは人の心が、ときに、しばしば、静寂を愛することを、
しっているもののように、小声にささやき、小声にかたる・・・
夕ぐれの時はよい時、かぎりなくやさしいひと時。
若さににほふ人々のためには、それは愛撫に満ちたひと時、
それはやさしさに溢れたひと時、それは希望でいっぱいなひと時、
また青春の夢遠く 失ひはてた人々の為には、
それはやさしい思い出のひと時、それは過ぎ去った夢の酩酊、
それは今日の心には痛いけれど しかも全く忘れかねた
その上(かみ)の日のなつかしい移り香
夕ぐれの時はよい時、かぎりなくやさしいひと時。
ー堀口大学ー

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2009年06月03日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 真 夜 中 ー

 「真夜中はいいけれど、何故こんな気持ちのわるいものを描くのですか」「別に、訳はありません」「明るく気持ちのいいものの方が、描いていて楽しいのではないのですか」「そうですね」「それにも関わらず何故こうなるのですか」「解りません」「自分が描いていて自分が解らないとはどういうことですか」「沢山ある羅漢さんのうち今日はどれにしようかと選びます。この怖そうな羅漢さんがいいと思うのです。少し変わっているからです。この羅漢さんなら、バックは黒がいいなと思うんです。取り敢えず真っ黒に塗ります。三日月でも入れようか。ふとそう思うんです。沢山撮りためている三日月の中からバックに変化のあるのを選びました。これだけでは物足りない、ぱっと変化を付けたい。花はどうか。直観です。夜の花なら月下美人。探したけれど私のストックの中に見当りません。ベランダに今咲いているクジャクサボテンにしました」「ほう、そうして出来たのがこれですか」「はい。しばらく眺めていて、適切な題名が浮かばないものですから、真夜中と付けました」「いいかげんですね」「はい、その通りです。昨夜10時過ぎの話です」
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2009年06月02日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 母 恋 し ー

孫に爺と呼ばれる年になっても、母恋しと思う事がある。遠く離れて、時に母のもとに出向いた時、「よう来た。話をしょうと」と喜んでくれた。晩年には同じ事を繰り返す、取り留めもない話ではあったが、そういう話の中で何故か「安寿恋しやほーれやほ。厨子王恋しやほれやほ」と安寿と厨子王が出てきたことがある。母が森鴎外の山椒太夫を読んだはずもなく、元は950年も前の昔語りであって、人買いにさらわれた安寿と厨子王が丹後の国の山椒太夫のもとに売られ、下人として過酷な働きを強いられる話であるために、すぐ隣の但馬に生まれ育った母は子供のころから昔話として聞いていたのかもしれない。何故話したかは解らなくとも、母の子を思う気持ちとして理解すれば、やはり母は母である。「安寿こいしやほーれやほ、厨子王こいしやほーれやほ」今日もまた母の声が聞こえる
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2009年06月01日

カメラで描いた北条に羅漢さん


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ー 災 難 ー

もう6月になってしまった。早いなーと思う。衣更。衣更えといえば、オフィスでの女子社員の服装が晴れやかに替わったのを想いだす。当時の仲間達の顔が一人ひとり浮かぶ。皆若い。みなよく遅くまで働いた。生き生きしていた。私など、夏、まだ明るいうちに家へ帰ると、てれくさかった。それは若さなのだ。疲れた。しんどい。早く家へ帰ろう。そう思った記憶は全くない。ありがたい環境に恵まれていたのであろう。
 昨日。大雨の予報があったにもかかわらず、傘を持たずに旧古河庭園へバラを撮りに行った。着くなり大雨に襲われた。幸い売店に小さな携帯用傘を売っていたので、それを買って、行動出来たけれど、兎に角びしょ濡れにぬれた。靴下からシャツから、カメラを拭くハンカチも。帰宅するなり、風呂を沸かし、8時に寝た。とんだ「災難」である。

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