2009年03月31日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 化 け も の を 観 よ ー

ある陶芸家が興味あるメールを送って下さいました。 棟方志功の弟子が師匠から「化けものを観よ」と言われて、化けもの求めて旅に出、偶然入った書店で種田山頭火に出会うという話。その弟子の名は大分県出身、化けもの・山頭火にかかわる版画句集を連続出版している版画家、秋山巌。88歳。この版画家と長年の親交があり、久しぶりに出会って、いろいろ話し合ったというメール。私はこの「化けものを観よ」という棟方志功の言葉に心が動きました。 「化けものとは何か」 私なりの化け物を探し、見つけ出さねばならないと思ったのです。
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2009年03月30日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 六 義 園 ・ シ ダ レ ザ ク ラ ー

女房に 「どう」 と聞くと 「ふん、行く」 という。昼過ぎ六義園へ出かけた。思ったよりも温かく、いい行楽日和。入口に着いてびっくり、入園券を買うのに長蛇の列約150m。それでも動きがよく、待ち時間約10分。広い庭園はそれほど混雑はしていない。それにしても、お目当ては樹齢50年ばかり、高さ13m、幅17mのシダレザクラ一本のみ。でも見に来る以上の価値がる。美しい。元禄15(1702)年、柳沢吉保によって造られた大名庭園。約350m四方の敷地の中に、その大半を占める池がある。池のなかに大小二つの島があって、島と池を巡りながら、四季折々の景色を楽しむというもの。その名も 「回遊式築山泉水」。国の特別名勝。ひとめぐりしたあと、休憩所でお茶とだんごをいただく。だが、そのだんごは冷たくひえ切っていた。如何に多くの需要に応えねばならないとは云え、名勝・六義園の名において、格調高い庭園の景色そのものにおいて、だんごは温かく提供すべきと感じる。
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2009年03月29日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 羅 漢 さ ん と そ の 仲 間 達 ー

ここ数日作品創りに忙しくしているのと、ぶり返した寒さの所為で自転車散歩が出来ていない。近くの桜並木もまだ花開いた感じは受けない。今朝の新聞に東京・六義園の枝垂れさくらが見ごろを迎えていると、写真が出ていた。普通ならすぐ飛び出すのだけれど、花冷えというのか、この寒さ、それ以上にNHK杯テレビ囲碁トーナメントの決勝戦を見たい気もあって、ためらっている。勿論、録画にセットしているが、矢張りその時間に見たい。明日はまた小用がある。
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2009年03月28日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 羅 漢 浄 土 ー

羅漢浄土はこんなに紅く燃えているのだろうか。知らない世界を描いて、自分で疑問を持っている。疑問ではあるけれど、絵として納得している。羅漢一体だけではなく、並んでいる羅漢をそのまま五百羅漢として描いているうちにこんなのが出来上がり、羅漢浄土という題名が浮かんだ迄。昨夜まで、うす紫にたなびく羅漢浄土だったけれど、ちょっと物足りなくて、色調補正しているうちに、紅に燃えあがってしまったという単純さ。
「誰もやった事がないものを無理に見つけようとするよりも、同じ事を繰り返し続ける事の方が、誰もやったことのないオリジナルに到達出来る」 或る新進気鋭の画家が、その先生に教わった言葉をこのように解釈して、「先の長い話ですが、僕も自分なりに地道にやっていこうと思います」 とおっしゃっている。

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2009年03月27日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 清 廉 潔 白 ー

三省堂、四字熟語便覧を開いてみる。「清廉潔白」:心や行いが清く正しく、私欲・不正などうしろ暗いところがまったくないこと。 最近、政治献金に関する記事が新聞紙上を毎日賑わわせている。この羅漢さんは如何なる誘いがあろうとも、常に毅然として、潔癖である。
 ある新進気鋭の画家のブログを毎日見せてもらっています。今朝のブログには次のように書かれていました。 「10枚描いたら10枚の、100枚描いたら100枚の景色が見えてくる。継続して描くことで、見たことのない景色が見えてくる。仮に同じモチーフを繰り返し描いたとしても。」 毎日同じ羅漢さんばかり描いている私。毎日違った景色が見えているのかもしれません。

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2009年03月26日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 誘 惑 ー

このところ、毎日風呂に水を溜め、液体の白い入浴剤を垂らして、それが広がり変化する様々な模様を100Wの照明を照らして撮影している。お陰で独自の羅漢ワールドが形造られている。ちょっとした思い付きが、それを追及することによって、新しい世界が広がる。被写体は透明な水に浮かんだ白模様。それなのに、いろいろやっているうちに、自分の思いに合わせて、黄色くなったり、青くなったり、赤くなったり、部分的に青やピンクが出てきたりする。かと思えば、どんなにしても黒かグレーしか変化しない場合もある。白い波模様が色気漂う麗人に見えることもある。それら全てが、意識しない私の心の真実なのだろう。何が出来るか分からないところが実に楽しい。
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2009年03月25日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 説 教 ー

第2回ワールド・ベースボール・クラシックで原監督率いる日本野球チーム「侍・ジャパン」が優勝しました。第1回王監督に続き連覇です。この日、今回不振に苦しんだイチローが最後の最後決勝打を放って勝利に導きました。そのイチローの言葉です。「いつもは無心の打席、この打席は自分を実況放送していました。ここで打てば、打てなければ。苦しさ、つらさ、心の痛みがありましたが、最終的にみんなで笑顔になれたことが最高です。僕は持ってますね。やっぱり。神が降りてきましたね。すべての方に感謝したいです」無我だの無心だの生半可な言葉を遥かに越えた、努力をおしまぬ超天才の真実の姿でしょう。
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2009年03月24日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 不 穏 ー

風呂に水を溜めての撮影も、これで5回目。一度に100枚以上撮るとはいえ、2回も使うと新鮮味がなくなる。昨日はF1.4の50mmレンズを使って見た。100Wの照明でISO感度100でも1/60秒で切れる。ISO感度400にすると、露出補正+0.7でも1/200秒。手持ちで十分いける。ISO感度も100、200、400、それぞれ試してみたが、この範囲ならばその差は全く分からない。画質をRAWにして、100枚ばかり撮る。手持ちだと構図が自由に決められるから変化に富んだ図柄を得ることが出来る。今後はこれに限る。これも、五回目の成果であろう。RAWも扱いがめんどうなだけで、一般アマチュアには無関係と思っていたけれど、良い画質を求めて困り果て、使って見ると、時と場合によってはそれなりの意味がありそうだ。めんどうなのも慣れで、慣れれば別に面倒でもなくなる。所詮、必要性の問題のようである。
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2009年03月23日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 一 心 不 乱 ー

題名を考えて、朝から1時間半も費してしまった。四字熟語便覧を一冊見終わってしまった。それでも満足な題名は浮かばない。ひたすら一つの事に専心するのだが、それが悟りとか、無心とか、青年・弘法大師が室戸の御厨人窟(みくろど)で修行したような、達磨大師が少林寺で壁に面して九年間黙座して悟りをひらいたとか、そういう世間の煩わしさを超越した世界での集中。そのような内容を含めた題名を探したのだが、見つけることは出来なかった。「無我への道」大層ではあるが、この方が自分の思いに近い。
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2009年03月22日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 羅 漢 誕 生 ー

私は毎朝ブログを書き終わると、何度も見直します。誤字、脱字、思い違い、句読点の位置、文章の流れ、リズム、画面上の見た目の美しさ。時にはかなり文章を書き換えることもあります。写真もそうです。予定より色が大幅に違っていたり、目ざわりなものに気がついたり、投稿が終わってはじめて、気が付くことが多々あります。その時は写真を修正して、入れ替えます。それほど慎重に行っても、尚且つ間違いが多いです。そういうとき、親切にハガキで指摘して下さる方や、メールで注意して下さる方があります。私なりに万全と思っているのに、調べ直して見ると軽率なミス。このように、親身になって見て下さっている方々のあることを知ると、疎かには出来ないなと、身を引き締めます。有難いことです。
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2009年03月21日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 心 如 工 画 師 ー

私は朝パソコンを開くと先ずメールを見ます。今朝メールを開くと、古色豊かな掛け軸の写真が眼に入りました。「心如工画師」 がっちりとして逞しい。力漲る生き生きとした墨痕。東大寺長老・清水公照師の書です。書の説明がありました。
「日々ブログを更新なさることはすごい事と拝察します。軽々に継続は力なり等と言うことは出来ません。その様な時に、今日掛けた軸の言葉を送ります。”心如工画師”です。(心は巧みなる絵師の如し、種々の五陰を画き一切世界の中法として造らざる無し)というものです。人生は一幅の絵。どんな絵を描こうかと毎日絵の具を塗り重ねていくようなものとでも言うのでしょうか。唯識の極致の言葉です。では今日も画き続けて下さい」 華厳経にある言葉だそうです。送って下さったのは長谷川さんです。

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2009年03月20日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 春 が 来 た ー

昨日は朝からデジカメ仲間10人で六本木国立新美術館へアンデパンダン展を見に行ってきました。仲間の一人がきりえの大きな作品を出品しているからです。見終わったあと、コンビニでおにぎりなど買って、東京ミッドタウンの公園で昼食。温かい日差しに、近所の子供連れの若いお母さん達も沢山来ておられて、にぎやかでした。そのあと、六本木ヒルズ迄カメラ散歩。120枚の収穫は予想外の上出来。
 帰宅したのは6時頃、雑用に追われて、ゆっくり見る間もなかったテレビの録画を一週間分。まだ、半分も見ないうちに10時前。大変、明日の作品がない。12時過ぎても未完成。今朝、1時間余り必死の作業。出来ました。「春が来た」。

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2009年03月19日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 慈 母 ー

一昨日、「瞑想」のあと描き始めていた絵がこんなのになりました。その時はまるで丸い目を輝かせる妖怪でした。昨夜もずーと妖怪でした。真赤な妖怪がだんだん金色になり、紅蓮の中で叫び声を上げていました。これも面白いと思っていました。とりあえず保管して、次を続けました。伸ばしたり、縮めるたり、横にしたり、斜めにしたり、そして、逆さまにした時。妖怪は生まれたばかりのみどりごを抱く慈母に変わりました。正に180度転換です。「慈母」 いい題材です。でも、この慈母、表情が少し不気味です。
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2009年03月18日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 瞑 想 ー

100Wの照明が功を奏したのか、画質はかなり良くなりました。これなら大きく伸ばせそうです。サラリーマンでありながら、無を求めて修行しておられる長谷川さんの影響を受けたのか、修行とか、瞑想とか絵が出来ています。自分は全く意識していないようでも、自分が共感することは身体のどこかにしっかり留まっているのでしょう。昨日、同窓生のMさんに招待券を2枚頂いていたので、出光美術館へ「小杉放菴と大観」展を見に行ってきました。この美術館は皇居前のビルの9Fにあって、皇居の森が見える広いガラス張りの休憩所があります。全体に落ち着いた和風の造りで、熱いほうじ茶を頂きながら、のんびり、瞑想にふけってきました。帰宅したのは夜7時過ぎでしたが、それから作画にかかりました。今朝、少し修正しました。
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2009年03月17日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 修 行 ー

画質が悪い。それを良くしたい。昔、撮影に使った100Wの照明電球を用意。ISO感度100、画質:RAWに設定。見た目に相当明るくなったけれど、F5.6で1/20秒、ISO感度200で1/40秒、ISO感度400で1/80秒。露出+0.3補正。それぞれの条件で、合計130枚撮る。ISO100はピントがダメ、ISO200も変わらず。ISO400でピンとはしっかりしているようだが、画質が悪い。根本的にレンズが悪い。F2.4、100mm単体。もしくはF1.4、50mmレンズを使って見るか。そんなことを考えている。
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2009年03月16日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 二 月 堂 お 水 取 り 満 行 の 松 明 ー

昨夜、満行の二月堂修二会に参加された長谷川から、数枚の写真と参加の状況報告をメールで頂きました。
  「今年で1258回を数える、修二会最終日に二月堂の内陣で最終の行法まで拝観してきました。この日は松明が二月堂に上がるのが18時半と、通常より30分早く次々と上がり、横一線に並びます。20時から神名帳(全国の神々の名を読み上げ、22時から走りの行法、23時頃から聖なる根本香水が参加者に配られ、24時頃に火天と水天が内陣の中でせめぎあう「だったん」という行が有ります。松明の火が内内陣の中を走ります。火天は水を蒸発させようと、水天は火を消そうとせめぎあいます。この矛盾の中からお互いを認めあい、受け入れていく行く。そのようなことでしょうか。一夜明けて今日は10時から「だったん」で使った帽子をかぶらせていただく”韃靼帽授け”。無病息災を願って参加してきました」
 214世管長をされた守屋弘斎長老とも親しく話されて来られたそうです。 長谷川さんにとって、これに参加されることは「無」を求めて、心を清める修行なのでしょう。 ちなみに、長谷川さんのお住居は岡山県倉敷市です。

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2009年03月15日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 悲 し み は 波 の 彼 方 へ ー

羅漢展が終わった後、こんなものを描きたくなっている。風呂に液体の入浴剤を垂らすと微妙な変化をしながら広がっていく。その形が本当に面白い。風呂場は窓が小さく暗いので、大きなライトを照らして三脚を立て、手動でピントを合せながらシャッターを切る。動きがあるからシャッター速度をあまり遅くは出来ない。ISO感度を400にしても1/20秒くらいになり、露出補正を1程度明るくしておかないと画質が荒れる。なかなか難しく、思うようには撮れないが、しばらくこだわってみようと思っている。
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2009年03月14日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー の り こ ぼ し 椿 ー

奈良のお水取りが終わると春になる。と一般に言われます。3月1日から14日まで。今日がその最終日。お水取は東大寺二月堂の修二会が3月1日から二週間行われます。その行中12日深夜「お水取り」といって、若狭井という井戸から観音様にお供えする「お香水」を汲み上げる儀式が行われます。また、この練行衆の道明かりとして、夜毎大きな松明に火がともされ、参集した人々をわかせます。このため、「修二会」は「お水取り」「お松明」とも呼ばれるそうです。
 この「修二会」に23年間も欠かさず参加しておられる方が居られます。先日羅漢さんを送って下さった親戚の長谷川さんです。初めて参加された時、その「南無観の声明」に「無」を感じられたそうです。以来その「無」を求めて毎年参加しておられるそうです。この長谷川さんが「のりこぼしの椿」を送って下さいました。修二会に使う椿の造花を作っていて、糊をこぼし、それが造花の花びらにこぼれて白い斑点が出来、それが近くの開山堂横にある椿に似ていたことからこの名が付いたとされる椿です。開山堂庭は非公開のため、落ち椿を水盤に入れて公開されるそうです。この行事、752年以来途絶えることなく、今回で1258回目を迎えるそうです。

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2009年03月13日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 結 婚 祝 い に 描 い た 五 百 羅 漢 ー

小学校6年生の時、私は北条町から20Kばかり離れた加古川へ移りました。離れ離れになっても時々出会たり、親交を重ねてきました。以来60年の親友がいます。明石に住んでおられる大西さんです。大西さんも絵が好きで、今でも大きな油絵を描いておられます。北条に、共に教わった絵の先生が居られます。この先生は生涯羅漢さんばかり描かれました。5年前、大西さんと二人で北条の先生宅を訪ねました。先生とは60年振り、大西さんとも47年ぶりの再会でした。勿論二人で羅漢さんへ行きました。このとき大西さんが一枚の油絵を持って来て下ったのです。私が大西さんの結婚祝いに描いた五百羅漢です。私にとって、その絵とは47年ぶりの出会いでした。内容はともかく、絵は自分の分身です。懐かしく、嬉しい再開でした。写真を撮らせてもらいました。大西さんはこのように人の気持ちを大切にする、よく気の付く人です。その後先生の傘寿を祝う個展が神戸であって、神戸で出会いました。「風見鶏の家」「うろこの家」など異人館のある北野町を案内して下さいました。遠く離れても二人の親交は続きます。
でも先生は一昨年、羅漢浄土へ旅たたれました。

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2009年03月12日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 5 5 年 前 の ス ケ ッ チ ブ ッ ク ー

1954.5.16.teruo とサインがあります。唯一残っている55年前のスケッチブックです。この日独りで羅漢さんへスケッチに行っています。スケッチブック18枚の画用紙に23体の羅漢さんが鉛筆でスケッチされています。その中の一体を竹ペンに墨汁を付けて、はがきサイズの模造紙に描いています。神戸新聞社・読者の欄にカット絵として投稿するための原画です。ところどころシミが付いて55年の年月を物語っています。この羅漢、最近私が自画像として描いている羅漢さんです。随分キツイ顔をしています。「太い線、細い線。硬い線、柔らかい線。目の大きさの違い。その眼を片側黒く塗りつぶしたこと。これらは画面に変化、動きを出そうとした。バックを黒く塗りつぶして単純化し、羅漢さんを強調した。何にしても、この顔面の異様さその面白さがポイントである」
などと、絵の横に解説しています。当時17歳。随分生意気だったようです。遥かな前途を夢見ていたのでしょう。

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2009年03月11日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー ご 要 望 に 応 え て 説 明 会 ー

お陰様で昨日、羅漢展終了しました。わずか8点の作品展でしたが、思いがけず充実した10日間でした。 「カラフルになった」 「素晴らしい独自の世界」 「毎回楽しみにしています」 「継続は力なりを痛感しました」 その他いっぱい書いて下さいました。折角来て下さっても、その場に居らず、挨拶も出来ない現状を申し訳なく思う10日間でしたが、久し振りの出会いもあって、有難く感謝したこともありました。特に最終日、4時30分頃、片付けかけていたところへ黒いマントを着たペン画の先生が 「間に合ってよかった」 と駆けつけて下さいました。すでに題名を外した絵を見ながら 「意識して自分を描こうとしてはいけません。自分というものは一生懸命描けば自然にそこに現れるものです」 と白くなった眉毛の下に眼を輝かせておられました。「5月に上野・東京都美術館での展覧会。今年も出品します。横2.5mの大作を制作中です。ペン画の限界でしょう。今日招待券配られました。奥様とどうぞ」 招待券2枚いただきました。いつも親しく、そして厳しく励まして下さる先生です。
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2009年03月10日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 浜 離 宮 の 梅 と 菜 の 花 ー

昨日はデジカメ仲間10名羅漢展に行ってくれました。会場で記念撮影したり、写真説明したり、賑やかなことでした。高級料理店でランチの後、浜離宮まで徒歩10分。紅白の梅が咲き、美しい菜の花がぎっしりと、香り高く咲いていました。潮入りの池に沢山の水鳥が遊び、真ん中に浮かぶ中島のお茶屋の赤い毛氈が鮮やかでした。2時間足らずカメラ散歩して、園内の船着場から浅草まで、隅田川を遊覧船に揺られました。有難きかな仲間達。充実した感謝の一日でした。
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2009年03月09日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー た く ら み ー

なんといっても暗くて気味悪い。羅漢展から外したい。そんな気持ちでした。しかし、何か捨てがたい魅力があって、これに代わる作品は生まれませんでした。
2日、小用があってニコンへ行きました。若い学生風の青年がサインして下さっていました。 「松重です」 と近寄ると、にこにこしながら 「どのようにして作られたのですか」 と聞かれる。 「パソコンで合成して作りました」 「構想はどのようにして生まれるのですか」 「美術展を見たり、テレビを見ている時にふと浮かぶことが多いです」 「構想通り描けますか」 「いいえ、最初の構想に対しああでもない、こうでもないとやっているうちに自分の気持ちが落ち着くとき。それが完成です。最初の構想と全く違っている場合もあります」 「油絵でキャンバス上で苦闘するのと同じですね」 「はいそうです。そのためには平素のスケッチ、つまり、夕日、朝日、月、苔むした城壁、お寺の廊下の木目など資料を沢山撮り貯めておくことが大切です」 「 ”自画像” と ”たくらみ” がいいですね」 「ほう」 「ばら、こいぶみ、心頭、はやり過ぎです。説法、立春は一般写真と変わりません。その点、この2点は写真のようで写真で無く、アートであって作為が目立ちません。そこがいいと思います。燃え尽きるは油絵のようです」 「有難うございます」 偉い先生とは違って、何と見事に核心を突くことか。こだわりのない純粋性であろう。
私の心は清められて爽やかでした。

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2009年03月08日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 立 春 ー

おぼろな満月を描いて「朧夜」、これが最初の発想でした。月だけでは物足りないと思い付いたのが梅でした。即、近くの梅園へ自転車で走り、咲き始めた枝垂れ梅を撮って来ました。梅香る満月の夜。それも朧で上々の雰囲気。それをある先生に見せました。全く反応なし。雰囲気を変えようと青から赤基調に変えましたが、遊びもいいところ、堕落です。元の青に戻して、梅の枝を短くして、月を無くしました。すると、すっきり落ち着きました。「立春」と題を付けてピッタリの感じ。誰が見ても解り易そうです。それで、あるコンテストに応募しました。でも私は気に入りませんでした。それはあまりにも一般向けで、自分らしさに欠けるからです。だから、羅漢展からは外すことにしました。
 2月21日、思いがけない通知を受けました。出していたコンテストで「立春」が金賞に入賞したのです。500人足らずの応募者の中で2名の一人に選ばれたのです。真偽を疑いましたが、本当らしいです。有難く、羅漢展に採用しました。

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2009年03月07日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 説 法 ー

この「説法」がいいと云って下さる方が多いいです。先生もこれはいいと云って下さいました。私も落ち着いていていいのかなと思っています。最初のイメージは全体を青くして、満月を入れて月夜の説法でした。満月は想像した程、しっくりとはいきませんでした。満月を消しましたがダメでした。夜を夜明けに変えて朝日を入れました。太陽がどうも落ち着きません。太陽を消して、ほんのり明るく、夜明け前の説法にしました。細かな修正は何度も重ねましたが、こんなところで落ち着いています。描き過ぎないのがいいようです。
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2009年03月06日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 心 頭 滅 却 ー

随分苦労した作品。苦労の割に出来が悪く、8点の中では最悪。展示するまでは気が付かなかったのだけれど、会場でよく見ていると、先ず画質が悪い。更にプリントが悪い。自分でしたプリントが設定を変えるといい色が出たので、時間にも迫られてこれで良しとしたもの。まさかの横縞が入っている。プリントし直して差し替えようかとも思ったけれど、ラボでプリントして良くなる保障もない。そのままにしている。本当にこんなことでいいのだろうか。時間は2日ばかり余裕があったはず。それ以上に気が付かなかったことが不思議でならない。節穴の目には情熱が欠けていたようである。
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2009年03月05日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー こ い ぶ み ー

NHKのテレビ「ひめくり万葉集」を録画しておいて、毎回見ています。美しい風景の中に書かれる歌。その解説。解説されてもまだ難しいけれど、その雰囲気の良さは私は好きです。相聞歌とかいって、恋しい思いを歌に託したのが結構多いいです。全ての人が滑らかな墨痕鮮やかな文字を書いたとは思えませんが、墨に心を込めて贈るその気持。
巻紙に満開の桜をあしらって、えのぐをたれ、その横にはかない想いを書き添えて、私はいつも思うばかり。

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2009年03月04日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 燃 え 尽 き る ま で ー

私が最も気に入っている作品です。元はバックを黒にして、「麻薬」という題名で作りました。それを今回バックを赤くして、見つめていると「燃え尽きるまで」という感じが出てきたのです。羅漢作成は勿論、何事も燃え尽きるまで全力投球したいという私の思いを込めた作品です。「麻薬」で応募したあるコンテストで、銀賞を頂きました。
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2009年03月03日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 百 万 本 の バ ラ ー

ワインとバラの国グルジアの、貧しい画家・ニコ・ピロスマニが女優に恋をして、国中のバラを集めて女優に贈ったけれど、女優は見向きもしてくれなかったという、悲しい、しかしほのぼのとして楽しくもある話。私はこの話を知ったとき、私にもそれほどの人が現れて、百万本のばらを贈りたいものだと、夢にゆめ見た願望の作品。
 昨日、東京へ小用で出たついでにニコンへ立ち寄りました。改めて眺めてみると、画質、プリントが悪いのが2点気が付きました。この百万本のバラはその一枚でした。重々気を付けているようでも、夢中になっている時は気がつかないものです。ついうっかりでは、まだまだ修行が足りません。

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2009年03月02日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 自 画 像 ー

北条の五百羅漢は約400体あります。私はそれらのほぼ全てを写真に撮って保管しています。その中から、その時の私の気分に合ったのを取り出して、作画しています。でも実際に使うのは写り具合などもあって、ほぼ限られています。そういう中で、この羅漢さんは私のお気に入りの一つです。同じものを何回も描いているうちに、この羅漢さんがだんだん自分自身に思えてきました。以来、これを描いては自画像と呼んでいます。もう6年にもなります。そして、毎回羅漢展には自画像を一点描くことにしています。手を胸元に置いて、少し考え込むような表情が好きです。また、自分自身を撮って、この中に一部合成するようにしています。今回の眼は私自身の眼です。
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2009年03月01日

カメラで描いた北条の羅漢さん


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ー 第 7 回 ・ 羅 漢 さ ん 展 ー

お陰様で、7回目の羅漢さん展を開くことが出来ました。案内状を差し上げていたところ、親友のMさんからメールが届きました。「御無沙汰しており、申し訳ございません。案内状を頂戴して、久々にブログを拝見させていただきました。時間をとって、会場へ出向くつもりです」 写友のGさんから、新技術を施したお気に入りの写真をプリントしたハガキを頂きました。「また羅漢さんにお会い出来る事は幸せですね。毎回の力作は宝です。賞云々に拘らない作品創りはとても楽しいの一言です。お互いに頑張りましょう」
 昨日午後5時前、ニコンへ飾り付けに行きました。先に展示しておられた方が片付けておられました。作品を見せてもらいました。朝もやの棚田など良く見る風景でした。しかし、ちょっと色調が違っていました。「色調が普通じゃないですね」と感想を述べると「今回は変わった感じを出すために、プロラボに頼んでプリントしました」と笑顔。私の作品を見て、「独自の世界ですね」と驚いた様子。また「仕事中お邪魔します」と近づいて「どのようにして作られたのですか」「パソコンで合成しました」「私もこういうの作りたいのですが、難しくって」「いやー、ただ好きでやっているだけです」しみじみと見入っておられました。飾り終わって見直していると、一枚一枚丁寧に見ておられる方がおられます。「7回目になります」と声を掛けると「毎回楽しみにしています」と振り返って、メガネの下に瞳が輝いている。ニコンおえら方の風格。

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